ゆとりですがなにか
好きなドラマでした。
積極的に見たいと思えるドラマでした。
見てると、「みんな一生懸命生きてるんだよなあ…」という気持ちになります。
世の中にはいろんな人がいて、みんなそれぞれに生活があって、それぞれに思うところがあって、うまくいったりいかなかったりしながら、日々一生懸命生きてるんだよなあ…というのを感じる。
「ゆとり」というタイトルで表したかったのはなんだったんだろう。
私にはよくわからなかったけど、でも、「ゆとり」というタイトルがつくことで、所謂「ゆとり世代」でドラマが作れるようになったのだなあというの感じた。ゆとり世代も社会に出て、会社でもそれなりの立ち位置になってきて、結婚したり子どもを育てたりするような年になったのだなあと。
俳優陣が素敵でした。
マリブはどうしようもないやつなのかと思ったけどもいいやつだし、今となっては大好き。柳楽くんは不思議な役者さんだなあ。
岡田くんは、情けない系の役をよく演じてるイメージがあって、ついイケメンであることを忘れてしまいそうになるのだけれど、最終回の結婚式で茜ちゃんと言い合う(誓い合う?)シーンの岡田くんがハッとするほど美しくてびっくりした。
山路の性教育の授業は、小学生向けの性教育としてはキレイゴトすぎるかなと思ったけれど、これはドラマだものね。大人が見ているドラマだものね。視聴者である大人へ向けた性教育…というか思春期教育(っていう言葉あるのか?)と考えるととてもいい授業だったなと思いました。
そして茜ちゃん。サクラちゃんでなければ演じられなかった茜ちゃんでした。
ごめんね青春のときも思ったけど、クドカンドラマには大っ嫌い!っていう人が出てこない*1なという印象。ゆとりドラマも、嫌な部分もあるけど、いい面もある。みんないろんな事情があるし、憎めない。*2人ってそんなものだよな…と思いました。
最終回好きだったなあ〜!
序盤、山岸がウザすぎてとても見てられないと思ったけど、最後まで見て本当によかった。